~“ただの腰痛”が日常を奪う前に~
「たまに痛くなるけど、時間がたてばマシになるから…」
「整形外科では“年のせいですね”って言われたし、仕方ないか…」
そんなふうに、“腰の痛み”をあまり深刻に捉えていない方も多いかもしれません。
ですが、腰痛を軽く見て放置していると、慢性化するリスクが高くなることをご存じでしょうか?
一度慢性化してしまうと、「痛みが治るまで数年かかる」「生活の質が著しく落ちる」など、身体だけでなく心の健康にも大きく影響します。
今回は、腰痛を放置することで起こりうるリスクと、早期に対処するためのヒントをご紹介します。
腰痛の慢性化とは?
腰痛が3か月以上続いている状態は、「慢性腰痛」と呼ばれます。
この時点ですでに、体の動きが制限されるだけでなく、筋肉のバランスや関節の機能、神経系の働きにも悪影響が出始めています。
さらに厄介なのは、「痛みの記憶」が脳に定着しやすくなることです。
本来、ケガや筋肉の炎症による痛みは、回復すれば消えるはず。
ところが、慢性化した腰痛は、体の状態が良くなっても脳が“痛みがある”と誤認し続けてしまうケースがあります。
慢性化すると起こる3つの悪循環
1,痛みをかばって体の動きが偏る
→ 他の関節や筋肉に負担がかかり、さらに痛む場所が増える
2、動かないことで筋力が落ちる
→ 姿勢が崩れ、腰への負担が常にかかる状態に
3、痛みへの不安やストレスが積もる
→ 自律神経が乱れ、血流が悪化。痛みの閾値が下がる
このように、**痛みが体と心の両面から悪化していく“負のループ”**に入ってしまうのが慢性腰痛の恐ろしさです。
慢性化させないために、今日からできること
【1】週に1回は体をしっかり動かす日を作る
無理な運動でなくてOKです。
10〜15分の散歩やストレッチでも、筋肉の緊張が和らぎ、関節の動きも保たれます。
【2】長時間座らない工夫をする
座りすぎは腰痛悪化の大敵です。
30〜40分に1回は立ち上がって、軽く腰を伸ばすだけでも効果があります。
【3】腰に優しい睡眠環境を整える
柔らかすぎるベッドや枕は、腰が沈み込んで痛みの原因になります。
マットレスの硬さを見直したり、膝の下にクッションを置いて眠ると、腰が安定しやすくなります。
たかが腰痛…と思わず、早めのケアを
腰痛は、誰にでも起こりうる身近な症状です。
だからこそ、「そのうち治るだろう」と軽く考えてしまう方が多いのも事実。
しかし、放っておけばそれは慢性的な痛みとなり、日常生活の自由を奪う原因にもなりかねません。
今は軽い痛みでも、早いうちに原因を見つけて、正しく対処することで、
「腰の不安がない毎日」に戻ることは十分可能です。
当院では、
✔ 関節や深部筋に直接アプローチできる技術
✔ 腰痛を根本から改善するための検査と施術
✔ 再発予防まで考えたアフターケア
を行っています。
「この腰痛、いつか自然に治るだろう…」そう思っているあなたこそ、一度ご相談ください。
腰痛は、正しく向き合えば改善できます。
今のあなたの痛みが、将来の“当たり前”にならないよう、私たちがサポートいたします。
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